清泉亀の翁純米大吟醸と清泉亀の尾大吟醸各1本ずつのセット商品で、価格には発送資材費200円が含まれております。
清泉亀の翁純米大吟醸は精米歩合40%の酒米、亀の尾を使用した『清泉』シリーズの最高峰に位置し、フルーティーで穏やかな吟醸香と酸味の絶妙なバランスが楽しめる、永年、酒徒垂涎の的となっているお酒です。
醸造元の久須美酒造の名を一躍世に広めたのは、幻の酒米「亀の尾」の復活劇。
清泉亀の尾大吟醸は鑑評会出品を目的に仕込まれた、清酒「清泉」を醸す久須美酒造の大吟醸です。
原料米は酒造好適米の最高峰に君臨する兵庫県産「山田錦」を全量に用いて、全量自家精米にて40%まで磨き、越後杜氏の高度な技術を結集して醸し上げ、専用冷蔵庫で約一年間ゆっくりと熟成させた大吟醸生貯蔵酒です。
出品酒としての風格漂う気品高いフルーティーな香りと、熟成による円熟できめ細かい端麗な味わい、そして透明感のあるスッキリした喉越しが見事に調和する大吟醸です。
火入れは瓶詰め時のみの「生貯蔵酒」です。
久須美酒造では昔ながらの手法にこだわった酒造りを行っている。
食品の安全性を第一にするから、コストはかかるが普通酒まで含めて全量自家精米。
原料処理には甑(こしき)や麹蓋(こうじぶた)を使い、酒母は汲み掛け法を繰り返して立てている。職人技を大事にするのは、酒造りの技だけでなく、環境も含めて文化を正確に伝えていくためだという。
「日本酒は古来の知恵や大自然の恩恵でできたことを伝えていきたい。微生物が働きやすい環境を作ると言うが、じつは日本酒の酵母菌は餌がありすぎるといい働きをしない。
いかに過酷な場所を作ってやるかが大事。命のせめぎあいからいい酒ができるんです」
久須美蔵元の透徹した眼は蔵の明日のみならず、業界の未来を見据えているようだ。
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