越の誉ひや本醸造原酒は、搾ったまま一滴の水も加えていない旨味と独特の風味が特徴で濃醇なコクのあるお酒です。
「火入れ原酒」という、厚みのある味わいが夏に冷たく冷やして飲むシーンにマッチしています。
復古ラベルは昭和3年(1928)清酒「鵜川」という酒名を現在の「越の誉」に変更して、新しい需要や商品開発にも取り組み、燗酒主流の時代に冷やして飲む日本酒の提案として「コールド越の誉」なる冷酒が発売されました。
その当時の「コールド越の誉」のポスターが、80数余年経て「本醸造原酒 ひや」のラベルとして、夏季限定で復古販売されています。
そのまま冷やして、またはグラスに氷を入れロック、レモンを入れたりクラブソーダで割っても美味しく頂けますし、手軽な父の日のプレゼントにも最適なお酒です。
歯切れの良いユーモアと風刺で傑作「東海道中膝栗毛」を著した江戸時代後期の戯作者、十返舎一九は宿場町柏崎に逗留し、瓢宅茶屋にて盛大な酒宴を催したという。三味線の余韻深い戯れの中で、怪しげな月明かりに誘われて、十返舎一九が口元に寄せた酒は、創業200年を迎えた現在の越の誉であったのであろうか…。
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